お金の教育

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みなさんはお子さんのおこずかいやお金の使い方について、お話をしたことがありますか?

子どものお金教育について

昨今、幼稚・保育園でもお金の基礎を学ばせるような手立てが取られることもあるようです。高校の家庭科でも、株式や債券、投資信託など基本的な金融商品の特徴を教えることが新指導要領にも記載されるようになりました。

大人になってから、知らなかった、できないとならないように正しい知識を身につけて、社会で生きていく術を学んでいくことがねらいのようです。

お金の英才教育

西東社出版

監修/泉 美智子さん 絵/イヌイマサノリさん の著書で「あそんでまなぶ はじめてのおかねのえほん」を手に取ったのは、子どもからおこずかいの使い道を聞かれた時でした。

我が家では、お手伝いをしたら1回50円をあげるということを保育園からしています。

「労働に伴う報酬がもらえることを学ぶこと」「対価を得る喜びが味わえること」「使い道を考えること」を考えさせたいと、お小遣い制を導入しています。しかし、評論家の方によっては、「もらえないと何もしなくなる」「何をするにも対価を求めるようになる」ということもあり、賛否あるようです。自分が子どもの頃に経験してきたものが正しいとは言えませんが、それによって金銭感覚を学んできた自負があったため、我が子にも採用しようと思った次第です。

しかし、一から正しい使い方を教えた訳でもないですし、今のやり方が正しいかどうかも分からない中で、「本当にこれでよいのだろうか」と親も考えるようになりました。「自分で貯めたお小遣いだから」といって、ゲームセンターやちょっとしたおもちゃ、人形などにお金を使っていいものか・・・。大人目線で「そんなもの」とすっぱり切るのは楽ですが、本当にそれでいいのかも悩みます。

そこでこの本を購入しました。

どんな内容?

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絵本というだけあって絵が多く、文字はひらがなとカタカナで、6才からが対象というのも納得です。お金の使い方がよく分からない子ども達が、貨幣の成り立ちから勉強していくことからスタートします。クイズや迷路、絵探しなど読みながら遊んで楽しい内容になっていて、小学生も夢中になるような本でした。

生活する上で何にお金が使われているのか、どうやってお金を稼いで貯めていくかなど、分かりやすい絵と語りかけるような文章で表現されているのがさらに子ども心をくすぐります。

監修

こどもの環境・経済教育研究室とは、「子どもの環境教育と経済教育」について研究している機関のようです。小中高校生の経済教育を中心に、投資やお金の基本についてもたくさん著書を出しています。

エシカル啓蒙活動を掲げていて、子どものうちから経済観念を養うことをねらいとしているようです。(「エ」らぼうよ 「シ」あわせつくる 「カ」いものを 「ル」ール無視は買わないよ)

出典:「環境・経済教育研究室」http://www.kids-econ.com/izumi/index.html

未来の子どもたちへ

ほんの数年でも、消費税や物価など周囲を取り巻く経済状況はどんどん変わっています

貯蓄するだけでなく投資をする人も増え、お金に対する認識も違ったものになりました。今の子どもたちが大人になるときは、さらに変化していっているかもしれない中で、少しでも興味をもって日々生活してくれればと思い、読み聞かせています。

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